中山美穂「東京日和」以来12年ぶり主演『サヨナライツカ』会見

http://journal.mycom.co.jp/news/2009/10/28/030/index.html

　女優中山美穂（３９）が１２年ぶりに出演する映画「サヨナライツカ」（イ・ジェハン監督、来年１月２３日公開）の完成報告会見と試写会が２７日、都内で行われた。取材陣やファンの前に立つのは、９７年公開の主演「東京日和」以来１２年ぶりという美穂は、多くのフラッシュを浴びながら「久しぶりで緊張します」。だが、スクリーンでの演技については「ブランクは何も感じなかった」と、大きく胸を張った。

　韓国映画「私の頭の中の消しゴム」で日本興行収入３０億円を記録したイ監督が直々に美穂起用を熱望。同監督は妥協知らずの演出で知られ、恋人役の西島秀俊（３８）は役作りで体重を１３キロも増量。だが、結局そのシーンは１度も使われなかったという。美穂も揺れる乙女心を表現する難しい演技を求められながら見事にこなし、日本、タイ、韓国での１年以上にわたる長期の撮影を完走した。



　０２年に映画原作者でもある作家辻仁成氏と結婚した美穂は、翌年にパリ移住。現地で長男を出産したことで、「世界とのかかわり方が変わった」と、ママ女優として一皮むけたこともアピールした。



　ストーリーは、自由奔放で欲望に忠実な主人公（美穂）が婚約者（石田ゆり子）のいる男性（西島）と恋に落ち、２５年後にバンコクで再開するラブストーリー。「奔放に生きる主人公にはあこがれる。でも、夫を支えて強い信念を持って生きる婚約者にも共感を覚えます」。自分の中に悪女と良妻賢母の二面があるとドッキリ告白した美穂。フランスから凱旋（がいせん）帰国したミポリンの素顔は一体どっち？

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